\ここだけの話/

MBTIよりも信頼されている
性格診断「ビッグファイブ」

登録不要無料診断で性格特性診断
  • 1. 客観的な自分がわかる
  • 2. 自分の恋愛傾向がわかる
  • 3. 適職や向いている業界がわかる

ビッグファイブによる診断項目

  • あなたの持っている「基本性格」
  • あなたの持っている「恋愛傾向」
  • あなたの持っている「仕事傾向」
  • あなたの「向いている業界」
  • あなたにオススメの「働き方タイプ」

ご自身の特性情報から、性格や恋愛傾向だけでなく「向いている業種」と「向いていない業種」も分析します。 ビッグファイブ理論は心理学において最もポピュラー性格特性診断であり、多くの研究結果が報告されています。例えば向いている業種を診断するエビデンスだけでも、28,000件以上の性格と業種の関連性を分析した研究データに基づいています。

以下の表にある「10問」の質問に楽しみながら回答するだけで、科学的な根拠に基づいてあなたの恋愛や仕事に関するキャリア戦略をご提案します。

設問(ご自身について) 非常に とても やや どちらでもない やや とても 非常に
あてはまる あてはまらない
活発で、外向的だと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
他人に不満をもち、もめごとを起こしやすいと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
しっかりしていて、自分に厳しいと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
心配性で、うろたえやすいと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
新しいことが好きで、変わった考えを持つと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
ひかえめで、おとなしいと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
人に気をつかう、やさしい人間だと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
だらしなく、うっかりしていると思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
冷静で、気分が安定していると思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない
発想力に欠けた平凡な人間だと思う 非常にあてはまる とてもあてはまる ややあてはまる どちらでもない ややあてはまらない とてもあてはまらない 非常にあてはまらない

ビッグファイブ理論について

ビッグファイブとは、人間の性格を5つの主要因子(特性)で捉える性格理論です。 アメリカの心理学者ルイス・ゴールドバーグらの研究で提唱され、現在では世界で最も信頼性のある性格分析モデルとも言われます​。

年齢や文化を問わず多くの研究で妥当性が確認されており、自己理解や職業適性の分析など実践的な場面でも活用されています。 他の有名な性格テストであるMBTI(16タイプ分類)などとは異なり、ビッグファイブは連続的な5つの特性の強弱で個人差を表現できるのが特徴です(タイプに固定しない柔軟さがあります)。

ビッグファイブで扱う5因子とは以下のとおりです:

特性説明
外向性(Extraversion)社交的で活発か、内向的で控えめかを示す特性
協調性(Agreeableness)共感性や思いやり、他者への配慮の傾向を示す特性
誠実性(Conscientiousness)計画性や責任感の強さ、勤勉さを表す特性
神経症傾向(Neuroticism)ストレスや不安にどれほど敏感か(情緒の安定性)を示す特性​
開放性(Openness)新しい経験やアイデアに対する好奇心や想像力の豊かさを表す特性

人それぞれ、これら5つの特性の強さには違いがあり、その組み合わせによって多様な性格が形作られます。ビッグファイブ性格診断では質問への回答から自分の各特性のスコアが算出され、自分の性格プロフィールを客観的に知ることができます。

ビッグファイブの5つの性格特性と具体例

各因子についてもう少し具体的に見てみましょう。外向性・協調性・誠実性・神経症傾向・開放性それぞれの高い場合・低い場合の特徴を解説します。自分がどちら寄りか考えながら読んでみてください。

外向性:社交的か積極的か

外向性が高い人は人と関わることを好み、初対面の相手ともすぐに打ち解けられる社交的な傾向があります。大人数の集まりでもエネルギッシュに振る舞い、物怖じせず自分から発言したりリスクやスリルを楽しんだりするタイプです​。 例えば新しいプロジェクトでリーダーシップを発揮したり、イベントの司会を買って出るような行動が見られます。 一方、外向性が低い人(内向的な人)は、一人の時間を大切にし、慎重で思慮深く行動する傾向があります​。 初対面の場では聞き役に回り、少人数の深い関係を好むタイプです。静かな環境で集中力を発揮しやすく、大勢の前に出るより裏方で支える場面に安心感を覚えるでしょう。

協調性:思いやりがあるか

協調性が高い人は、他人への共感力が高く親切で、対立や競争よりも協力を好みます。他者の気持ちに配慮し、チームワークを重視して周囲と調和しようと努めるタイプです​。 困っている人を放っておけず、職場でも誰かが助けを必要としていれば真っ先にサポートに回るでしょう。 その反面、八方美人に見られたり自分の意見を押し殺してしまうこともあります。協調性が低い人は周囲にあまり関心を持たず、自分の考えや目的を優先しがちです​。 他人の感情を理解できても重要だとは感じないタイプで、率直に物を言い妥協しない姿勢を持ちます。ただ裏を返せば意思決定がブレにくく、競争や議論の場面でも遠慮なく発言できる長所とも言えます。時には衝突を恐れず自分の信念を貫くことで、組織にも新しい視点をもたらすでしょう。

誠実性:計画的かコツコツ取り組むか

誠実性が高い人は責任感が強く、物事を計画的に進めコツコツとやり遂げる傾向があります。「やると決めたら必ずやる」タイプで、自分を律して目標達成に向け努力を続ける真面目さが特徴です​。

細部にこだわり完璧主義になりやすい面もありますが、周囲から信頼される存在でしょう。例えば納期や約束をきっちり守り、タスク管理や資料整理が得意といった行動に表れます。誠実性が低い人は、あまり綿密に計画を立てるよりその場の直感やモチベーションで動く柔軟なタイプです​。 気分が乗れば素早く行動に移し、新しいアイデアを思いついたら計画変更も厭わないようなところがあります。多少の遅刻や締切ギリギリでも焦らず、自分のペースで物事を進める傾向です。創造的な仕事ではこの直感力がプラスに働くこともありますが、長期的な課題では計画性を補う工夫が必要かもしれません。

神経症傾向:ストレスに敏感か

神経症傾向(情緒不安定性)が高い人は、緊張や不安を感じやすくストレス反応が強い傾向があります。プレッシャーのかかる環境に長く置かれると精神的にも身体的にも不調をきたしやすいタイプです​。

例えば仕事でミスをすると必要以上に落ち込んだり、人前で発表するとき極度に緊張してしまうことが挙げられます。感情の浮き沈みが激しく、些細な指摘にも傷つきやすい繊細さがあります。一方、神経症傾向が低い人(情緒安定性が高い人)は感情が安定していて、めったに不安になったり落ち込んだりしません​。 物事を楽観的に捉え、ストレス耐性が高いため多少のプレッシャーがあっても平常心を保てます。トラブルが起きても冷静に対処し、気持ちの切り替えも上手です。ただし鈍感というわけではなく、周囲からは「肝が据わっている」「堂々としている」と信頼されるでしょう。

開放性:新しいものが好きか

開放性が高い人は知的好奇心旺盛で想像力豊か、新しいアイデアや経験に対してオープンなタイプです。創造的で革新的な発想を好み、変化や未知のものにワクワクします​。

例えば趣味や流行にも敏感で、「まずはやってみよう!」と未知の分野の仕事にも意欲的に取り組むでしょう。芸術的センスや独創性が評価される場面で力を発揮します。開放性が低い人は決められた手順や従来からのやり方を好み、慣れ親しんだ環境に安心感を覚える保守的で慎重なタイプです​。 変化より安定を望み、新しいルールより昔ながらのルールを重視する傾向があります。職場でも急な方針転換には戸惑いやすいですが、その分ルーチンワークやマニュアル通りの作業を着実にこなす信頼感があります。伝統を守る仕事や専門特化した分野で力を発揮しやすいでしょう。 以上のように、自分のビッグファイブ各特性の高低を知ると、日常でどんな行動パターンになりやすいか自己理解が深まります。それでは次に、これら性格特性を仕事選びにどう活かすかを見ていきましょう。

恋愛に関するビッグファイブ理論の報告について

恋愛関係の満足度や持続性に影響を与えることが研究で示されています。例えば、協調性や誠実性が高い人は、パートナーとの関係において満足度が高く、長続きする傾向があります。一方、神経症傾向が高い人は、関係において不安やストレスを感じやすく、満足度が低下する可能性があります。

自分自身やパートナーの性格特性を理解することで、より良い恋愛関係を築くための手がかりとなります。性格は完全に変えることは難しいかもしれませんが、自己理解と努力によって、関係をより良い方向へ導くことが可能です。

特性 恋愛傾向 研究による知見
神経症傾向(Neuroticism) この値が低いほど感情の起伏が激しく、不安や怒りを感じやすい。 恋愛関係でも感情的な反応が多くなりがち。 満足度が低く、離婚リスクが高まる傾向。 BMC Psychology (2020)
誠実性(Conscientiousness) この値が高いほど計画的で責任感が強く、関係の安定と信頼性を重視。 約束を守り、長期的な関係を築こうとする。 結婚生活の満足度が高く、関係の質が良好。 BMC Psychology (2020)
協調性(Agreeableness) この値が高いほど思いやりがあり、相手の感情を尊重。 安定した、争いの少ない関係を築く傾向。 恋愛関係の満足度が高く、良好な関係性が保たれる。 Big Five Test
外向性(Extraversion) この値が高いほど社交的で恋愛にも積極的。 パートナーとの時間や新しい体験を重視する。 恋愛における満足度が高い傾向がある。 Big Five Test
開放性(Openness) この値が高いほど創造的で新しい経験を恋愛に取り入れようとする。 柔軟で変化を楽しむ関係性を好む。 関係の満足度が高く、柔軟性が恋愛を豊かにする。 BMC Psychology (2020)

性格特性と向いている仕事の関係

性格には「向き・不向き」がないように、職業にも正解はありません。しかし自分の性格傾向に合った環境でこそ、ストレス少なく能力を発揮しやすいのも事実です​。 ビッグファイブの各特性が高い場合・低い場合、それぞれどんな職種で強みを活かせるか簡単な例を挙げます。以下の表に、高低それぞれの傾向に向いている仕事の例をまとめました。

性格特性 特性が高い人に向いている仕事の例 特性が低い人に向いている仕事の例
外向性(社交性) 営業職、接客業、販売・PR、人事など人と接する仕事
イベントプランナー、コンサルタント等チームで進める仕事
エンジニア、研究開発職、デザイナーなど一人で集中できる仕事
経理・事務など裏方で支える仕事
協調性(共感性) 看護師、介護士、カウンセラーなど人を支援する仕事
保育士、カスタマーサポートなど困っている人を助ける仕事
データ分析、監査、プログラマーなど個人プレー中心の仕事
経営・企画など競争や意思決定が求められる仕事
誠実性(勤勉さ) 公務員、経理・財務、総務など正確さと継続性が求められる仕事
プロジェクト管理、品質管理など計画的な遂行が必要な仕事
クリエイティブ職(デザイナー・ライター)など発想力重視の仕事
営業職などフレキシブルな対応が求められる仕事
神経症傾向(情緒安定性) 事務職、経理など安定した環境で取り組める仕事
製造・品質管理などリスクの少ないコツコツ系の仕事
営業職、起業家、救急救命士などストレスフルな状況で冷静さが求められる仕事
接客業などクレーム対応にも落ち着いて臨める仕事
開放性(好奇心・柔軟性) 企画・マーケティング職、商品開発などアイデア勝負の仕事
研究職、デザイナー、ITベンチャーなど常に新しい知識が必要な仕事
一般事務、経理、人事などルールや手順が安定している仕事
公務員、銀行員など堅実さが求められる仕事

上記はあくまで一例ですが、自分の特性にマッチした職種ではストレスが少なくモチベーション高く働きやすい傾向があります。
たとえば外向性が高い人は人前で話す営業や接客で強みを発揮しやすく、協調性が高い人はチームや福祉・教育の現場で力を出しやすいでしょう。研究でも、誠実性(責任感・勤勉さ)の高い人はほぼ全ての職種で成功しやすいことが一貫して示されています。
また外向性が高い人は営業職や管理職など対人関係が重要な仕事で成果を上げやすいとも報告されています。
開放性が高ければ変化の激しい業界で学習能力を発揮できますし、情緒安定性(神経症傾向が低いこと)が高いほどストレスフルな職場でも実力を発揮しやすい傾向があります。

反対に、自分の性格とかけ離れた環境ではミスマッチを感じやすくなります。たとえば外向的な人が一日中デスクに向かう孤独な作業ばかりだと息苦しく感じるかもしれませんし、内向的な人がにぎやかな接客の現場にいると疲れやすく感じるでしょう。開放性が低い人が変化の激しいベンチャー企業に飛び込むとストレスを感じるかもしれません。このように性格特性と仕事内容の相性は、働きやすさや仕事の満足度に直結する重要なポイントなのです。

もっとも、現実の仕事では複数の資質が求められるため、「この特性が低いからこの職種は絶対NG」というわけではありません。大切なのは自分の傾向を知った上で、強みを活かせる環境を選ぶことです。苦手な部分を無理に伸ばすより、得意な特性を活かせる職場の方が自分らしく働けて結果も出やすくなるでしょう。

性格診断が適職選びに有効な理由

以上のように、性格と職場環境には密接な関係があります。そこで性格診断を適職選びに活用するメリットを整理してみます。

自己理解が深まり強みが分かる

診断により自分の特性のプロファイルが数値化されると、「自分は協調性が高めだからチームで協力する場が合っているかも」といった気づきが得られます。なんとなく感じていた長所・短所を言語化でき、自己PRやキャリアの軸もぶれにくくなります。

ミスマッチを減らせる

自己理解が進めば、自分に合わない働き方も把握できます。「神経症傾向が高いから激務の環境だと消耗しそう」など予測できるため、避けるべき職場を選考段階で見極めたり、対策を立てたりしやすくなります。適職診断を活用することで仕事選びのミスマッチが減り、早期離職のリスクも下げられるでしょう。

科学的根拠に基づく安心感

ビッグファイブ診断は多くの心理学研究に支えられた手法です。例えば先述のとおり誠実性の高さが職務遂行の有力な予測因子になるなど、性格と仕事のパフォーマンスには一定の相関があるとされています。さらに近年のAIを用いた大規模研究では、なんと性格データだけでその人の職業を70%以上の精度で予測できたとの結果も報告されています​。このように科学的エビデンスが豊富なため、診断結果にも一定の信頼がおけると言えるでしょう。

客観的な視点が得られる

自己分析は主観的になりがちですが、診断ツールを使うと客観的な視点を取り入れられます。「あなたの外向性スコアは平均以上です」といった結果は、自分では見過ごしていた資質に気付かせてくれることがあります。自分では当たり前と思っていた長所を再認識したり、意外な強みが数値に現れて自信につながることもあるでしょう。

以上の理由から、ビッグファイブ性格診断は20代のキャリア選択において有用なツールとなります。ただし注意点もあります。性格診断の結果はあくまで「傾向」を示すものです。一つの診断だけで将来を決めつけるのではなく、参考資料の一つとして活用することが大切です。

診断結果と違う分野に興味が湧くことも当然ありますし、性格は絶対不変ではなく経験で成長・変化する部分もあります。また性格以外にもスキルや価値観、ライフスタイルの希望など考慮すべき要素は多々あります。したがって、性格診断は自己理解を深める一助として捉え、最終的なキャリア選択は総合的に判断すると良いでしょう。

MBTIとビッグファイブはどう違うの?

理論的な背景について

ビッグファイブは、科学的研究に基づく心理学のパーソナリティ理論です。因子分析によって導き出されたデータ主導のモデルであり、人間の性格を5つの基本特性に分類します。一方、MBTIはユングのタイプ論を基に開発され、4つの二分法を組み合わせて16のタイプに分類する方式を採用しています。

測定方法と結果の構造が違う

ビッグファイブでは、各特性が連続的なスコアとして表され、カテゴリ分けは行いません。一方、MBTIは16のタイプに分類され、各指標を二分法で測定します。そのため、MBTIは性格を明確なタイプに分類しやすい一方で、細かな個人差を反映しにくいという特徴があります。

科学的な信頼性について

ビッグファイブは長年の研究により、その信頼性と妥当性が確認されています。心理学の分野でも広く認められ、多くの研究で使用されています。一方、MBTIは再現性が低く、学術的には批判も多いという課題があります。そのため、自己理解やキャリア診断のツールとして人気があるものの、科学的な根拠の面では慎重に扱う必要があります。

実用性と活用方法について

ビッグファイブ MBTI
活用分野 心理学研究、適職診断、性格分析 企業研修、キャリア診断、チームビルディング
結果の表し方 5つの因子のスコア 16のタイプ分類
柔軟性 個々の特性を連続的に評価(グラデーション) 二分法でタイプを決定
科学的根拠 高い(エビデンス豊富) 低い(再現性に問題あり)

BIG5 vs MBTI まとめ

科学的に信頼性が高いのはビッグファイブです。

MBTIの有効性については様々な研究が行われており、一定の成果が報告されています。しかし、その科学的根拠については賛否両論が存在します。一部の研究者は、MBTIが職場や教育現場でのコミュニケーション改善に役立つとし、異なる性格タイプ間の理解を深めるためのツールとして有用であると評価しています。

そのため、性格を深く分析したい場合はビッグファイブを活用し、ざっくりとしたタイプ分けを知りたい場合はMBTIを使うとよいでしょう。

性格と業種の関係性について

BIG5-BASIC様が公表している統計レポートによると、28,000人以上のデータに基づき「17の業種」について性格傾向との関連性を明らかにしました。統計レポートでは、以下の内容が報告されています。

  • 業種ごとの外向性(E)、協調性(A)、勤勉性(C)情動性(N)、創造性(O)の平均偏差値を算出し、性格別に上位と下位3業種を分析
  • 各業種の一番高い性格特徴をと一番低い性格特徴を分析
  • 必要とされている性格特徴とあまり必要とされていない性格特徴を分析

上記の結果から、自分の性格と職業の関係が分かれば、これから転職や就職する方にとって有効なデータになると述べられています。

キャリやぎ独自のビッグファイブ診断

キャリやぎ診断では、性格特性の異なる「業種モデル」と「働き方タイプ」を定義しており、ご自身の性格特性と類似性の高いモデルを見つけられるようになっています。これにより、自分の適性に合った業種や働き方を見つけることができます。

営業・交渉 タイプ

新しい経験やアイデアに前向きで、社交的・エネルギッシュであることが特徴です。人と関わることが好きで、説得力のある外向性を活かして営業やパートナーシップ構築が得意です。

チームワークを必要とする職場や、組織の中で信頼される役割を担う環境でも活躍しやすいです。

計画的かつ組織的に物事を進められるため、調整力が求められる業務にも向いています。時間管理が上手で締め切りを守り、細部まで注意を払って正確に業務を遂行します​。

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管理・運用 タイプ

実用的で現実的な考え方を好み、抽象的なアイデアや概念にあまり興味を示しません。
急な変化や未知の状況に不安を感じ、安定性を求めることが多いです。

このタイプは構造がしっかりしていて、規則的で安定性が求められる仕事に適しています。

総務、経理、データ入力など、ルーチンワークが多い業務や、製造業などの組み立て、検査、品質管理など、繰り返し作業や手順に従うことが求められる仕事で活躍できます。

また、公務員、税務職、行政職など、ルールや手続きに基づいた業務や、銀行員や保険会社の事務、カスタマーサポートなども向いています。

その他、教育・トレーニングといったルール重視の職務や、カリキュラムに沿った教育などにも適性があります。

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職人 タイプ

独立性が高く、自律的に働ける環境で力を発揮します。

基本的には、合理的な意思決定をくだします。理想を追求しすぎる性格が前面にでると、合理的な判断ができないことがあるため注意が必要です。

ロジカルに問題解決を行い、新しい技術を探求する環境が理想です。

新しい製品やサービスの企画・開発や個人の成果が直接反映される職種を選択するとよいでしょう。

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事業立ち上げ タイプ

新しいアイデアを生み出し、人々を引きつける企画の立案や、アイデアを形にする業務に適しています。

この特性を活かせる仕事は、創造性やコミュニケーションが求められたり、変化に柔軟に対応する力が必要な分野に多く見られます。

自由で創造的な働き方を追求し、自分のアイデアを形にできる職場環境が理想です。

また、変化を楽しむ特性から、常に新しいことを学び、適応する能力に強みがあります。

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責任者 タイプ

責任感が強く、目標達成に向けて粘り強く努力する一方で、創造性や柔軟性を持ち、新しいアイデアや挑戦を楽しむ特性があります。

このタイプは、計画性と革新性のバランスを活かし、独自性を追求しながら成果を出せる仕事に適しています。

新規事業の立ち上げや商品企画、新しいプロセスや技術の導入といった創造性を活かす職場が理想です。

あるいは、プロジェクトのリーダーシップを担うことや、緻密な計画やスケジュール管理が必要な業務など責任感が求められる業務で能力を発揮します。

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アシスタント タイプ

他者と良好な関係を築きながら責任感を持って仕事を進める能力に長けています。

このタイプは、チームワークを必要とする職場や、組織の中で信頼される役割を担う環境で活躍しやすいです。

チームのスケジュール管理やプロジェクトの進行といった調整力が求められる業務に向いています。

経理や契約管理などの事務処理全般や、顧客対応やクレーム処理を含む細やかな対応もできるため正確さと丁寧さが重要な職場環境が理想です。

その他、患者や利用者のケアを行い、誠実さと共感力が求められる「医療・福祉分野」や、社会課題の解決に向けて他者と協力しながら活動する「非営利・社会貢献分野」にも適しています。

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クリエイティブ タイプ

独立して創造的な作業を行える環境や、深い思考と独自の視点が求められる仕事で活躍できます。

新しいアイデアを形にする企画・制作業務、プロトタイプの設計や試作など創造性を発揮できる業務に適しています。

固定概念にとらわれず、新しいアプローチが歓迎される職場や、短期的な結果ではなく、プロセスや品質が重視される環境が理想です。

深い集中と独創性を必要とする仕事で力を発揮します。一人で行う作業や、独自のアイデアを活かせる仕事に携わることで、充実感と成果を得られるでしょう。

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参考文献

本診断は以下の文献を参考に作成しています。
  • Kendra Cherry, “Big 5 Personality Traits: The 5-Factor Model of Personality.” Verywell Mind (2023)
  • Florida Tech Online, “How the Big Five Personality Traits Influence Work Behavior.” (2018)
  • Sherri Gordon, “Agreeableness as a Personality Trait.” Verywell Mind (2022)
  • Hannah Pisani, “What Your Big Five Score Shows About Your Dating Prospects.” Truity (2023)
  • Jessica Koehler, Ph.D., “Love and the Big 5 Personality Traits.” Psychology Today (2024)
  • 小塩真司; 阿部晋吾. 日本語版 Ten Item Personality Inventory (TIPI-J) 作成の試み. パーソナリティ研究, 2012, 21.1: 40-52.
  • Goldberg, L., 1990. An alternative “Description of Personality”: The big-five factor structure. Journal of Personality and Social Psychology, 59, 1216-1229
  • Big5-basic. (2025, March 31). 【BIG5-BASIC】2023年5月利用者統計レポート【ビッグファイブで見る業種別性格特徴】|BIG5-BASIC Blog. BIG5-BASIC. https://blog.big5-basic.com/2023/06/12/202305-1userreport/

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ここまで読んで「自分の特性はなんとなく分かったけど、具体的にどんな仕事が合うんだろう?」と思われた方もいるかもしれません。そんな次の一歩におすすめなのが「キャリやぎ診断」です。キャリやぎ診断はビッグファイブ理論をベースに、あなたに向いている業種や働き方を提案してくれる無料の適職診断ツールです。

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例えばビッグファイブ診断で自分の性格特性を把握した後、モチベーション診断で「仕事で何にやりがいを感じるか」を知ることで、より立体的に自己理解を深めることができます。これらを組み合わせれば「自分は誠実性が高く安定志向だから、堅実な社風でコツコツ成長できる仕事が合いそうだ」などと具体的なキャリアの方向性が見えてくるでしょう。

適職選びは自己理解から始まります。ビッグファイブ性格診断はその強力な味方です。ぜひキャリやぎ診断なども活用して、自分の性格特性と向いている仕事について考えてみてください。自分にフィットする職場で働くことができれば、きっと毎日の充実感や成長実感も大きくなるはずです。あなたのキャリア選択がより良いものになるよう、本記事の内容がお役に立てば幸いです。自分の強みを知り、それを活かせる未来に向けて一歩踏み出してみましょう。

やぎじいのキャラクター
【監修者】やぎじい

工学修士です。学生時代はWEBアクセス解析分野を研究していました。その際に、心理学とWEBアクセスを融合した技術分野に出会います。そこからWEBを介した人の心の研究を進めています。

プロフィール詳細

最終更新日:2025.03.10

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