あの人の指示はやる気がでない...

「この人から言われたことはすんなり理解できるのに、あの人の指示はよく理解できない」と感じたことはありませんか?

なぜ、「自分と合う人」と「そうでない人」がいるのか。
様々な要因がありますがモチベーションの観点から考えてみると、自分に合う人・合わない人の原因が分かることがあります。

モチベーションタイプで対人関係の悪化を防ぐ

実は人にはモチベーションタイプが2種類あり、自分に合った指示のされ方をすると、責任感や達成度合いがグンと上がります。

また、相手のモチベーションタイプが分かると、拒否されない声掛けの仕方が分かるようになります。
日々の業務の様々なトラブルを回避するために、ご自身のモチベーションタイプを診断してみてください。

モチベーションタイプ「防御型(予防焦点)」

予防焦点タイプ(Prevention Focus)は、安全性や安定性を重視し、義務や責任を果たすことに強い動機付けを感じるスタイルです。このタイプの人は、「失敗を避ける」「リスクを最小限に抑える」ことに意識を向ける傾向があります。ミスを防ぐことや慎重な計画が得意で、正確性や信頼性が求められる業務に適しています。

具体的には、法務やコンプライアンス、財務や会計、品質管理のようなエラーを防ぐためのプロセスが重視される仕事で力を発揮します。また、手続きや規則を守ることが重要な行政や事務職、公務員などの安定した職業も向いています。医療や介護など、人々の安全や健康を守る役割でも、責任感の強さが活きる場面が多いです。

予防焦点タイプの人は、現状維持を好む一方で、新しい挑戦を躊躇する場合があります。そのため、適度なサポートや計画的なリスク管理が可能な環境が重要です。このタイプに適した職場環境や仕事内容を選ぶことで、強みを最大限に発揮し、組織や社会に貢献することができます。

モチベーションタイプ診断

制御焦点理論とは、目標を追求する姿勢2タイプに分ける心理学の理論です。キャリやぎではこの「制御焦点理論」を「モチベーションタイプ」と表現しています。

促進焦点の説明予防促進の説明
MENU